2014年在外済州特別自治道民会総聯合会の定期総会が去る4月17日午後5時より、済州市のハワイホテルにて60数名の参加のもと開催されました。

梁 元賛会長の挨拶があり、経過報告、並びに監査報告の後会議が開かれ、2013年度の会計決算及び2014年度の会計予算案が上程され、審議の結果いずれも承認されました。続いて次期第11代会長と任員の選出に移り、会長候補にはソウル道民会の邊 精一会長と釜山道民会の許 英培会長の二人が立候補し、それぞれ所信を述べた後選挙となり、許 英培会長が10票差で新会長に選出されました。

許新会長は各地域道民会別の巡回懇談会を活性化し、交流協力のための疎通ネットワークを強化し結束を図っていきたい。道民会の課題として「道民探し運動」を拡大・実施していくと述べさらに、地域別青少年会の発足、在日の2～4世の青少年交流作業を進めていく等の公約を示されました。前年度も臨時総会を開き、やっと新会長選出をしたことを受け、今総会では既に選挙用の投票用紙と投票箱までが準備されていて、無投票を呼びかける雰囲気ではありませんでした。

また任員については監査２名の留任が承認され、副会長は臨時総会が早期に開かれ、その席で発表されるとのことで総会は終了しました。また会の冒頭に禹 瑾敏道知事より前日のセウォル号沈没の影響を鑑み、第48回済州特別自治道民体育大会を延期すると話されました。

またこの席上、李 大浩常任顧問に賞杯が授与されました。